六価クロムと三価クロム
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六価クロムとは?
六価クロムとは、従来長年に渡り、メッキ後の表面処理の主流であったクロメート被膜処理(正式には六価クロメート被膜処理)で使用されてきた溶液の主成分のことで、多くの問題点が明らかになっています。

発ガン性の有害物質であり、世界的に使用を規制・禁止する動きが出ています。その対象とされているのは、光沢クロメート、有色クロメート、黒色クロメート、緑色クロメート等です。

六価クロムによる影響
六価クロムによる影響としては、「廃棄物となったクロメート被膜処理された金属製品から、雨水等で溶出する六価クロムが土壌や地下水を汚染し、人体にも影響を与える」との報告がされています。

現在の標準的な車では耐食性向上の為に亜鉛メッキ後に六価クロムクロメート処理をした部品を多く使っています。六価クロムを溶出する廃車が一体何台くらいあるかと数えれば、問題がどれほど広汎なものかお分かり頂けると思います。

地下水の汚染は魚や植物、野菜そして最終的に人間に悪影響を及ぼすのです。

六価クロム規制
六価クロムは、先に述べた通り、発ガン性の有害物質であることが大きな問題となっています。
使い続けることで、地球環境はもちろん、人体にも多大な影響を及ぼします。
いちはやく欧州では様々な規制が設けられ、日本国内においてもその対応が不可欠となっています。

三価クロムとは?
三価とは、電気亜鉛メッキ処理後のクロメート被膜処理(化成処理)の際に使用される溶液の主成分、三価クロムの略称です。
従来の六価クロムに替わって、何よりも無害という利点が大きな特徴です。

三価クロムは安全性で問題がなく、六価に替わって三価クロムを使用したクロメート処理への転換が進んでいます。
六価クロムは天然では存在せず、人工的に生成されますが、自然環境の中で存在するクロムは三価です。

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